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肉を食べない人の生活「初期ベジタリアン」の私の場合はこんな感じ

ステーキ ペスカタリアン

1年くらい前からお肉を減らしていて、今はほとんど肉食をしなくなりました。

お肉を食べない人の生活ってどんな感じか?っていうのを紹介します。

正確にいえば私は、「ペスカタリアン」っていう呼び方のベジタリアンになるようです。

感じる変化や、食生活、肉をやめるメリット、デメリットなんかもあわせてお伝えします。

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お肉を減らしてる私の生活のこと、いろいろ書いてみます。

少しづつ肉食から離れていっていて、今は自分からすすんでお肉を買うことも、お肉料理を食べることもごく稀です。

完全に「肉断ち」してるワケじゃないけど、少しづつ近づいていってます。

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ベジタリアンやペスカタリアンの食事や、アニマルウェルフェアのお肉など

私がお肉を食べなくなった(減らしてる)理由

野菜サラダ

もともと動物好きだった私です。

もう10年以上も前から時々、お肉を食べることに疑問は感じてたんです。

今私が食べてるこのお肉は生きてた動物なんだ。って。

でも当時、それを言語化することはなく、周囲にそんな思想をもってる人もいなかったし、なんせお肉もお魚も美味しいもの大好きな私は、目の前のお肉料理を「食べたい」って欲望を優先してきました。

お肉を料理するのも楽しくて、イタリア料理の雑誌を眺めては真似して、ミートソースやミラノ風カツレツなんか作ってましたね。

でも少しづつ、自分のなかに陣取って小さく生きていた「生きてる動物を殺して食べる(しかも残酷な飼育方法と殺し方をされた)ってどうなの?」というわだかまりを無視できなくなってきたんですよ。

それは、自分の体の健康に興味を持つようになってから。

そのとき、「あっ。お肉も幸せに育ったものを選ぶことが出来るんだ」って、ふと気づいたんです。

自然農法で育ったお野菜を選ぶのと同じなんだ、って。

平飼い卵からはじまった

そんなふとした気づきがあり、最初は、平飼いの鶏卵を選ぶところから始まりました。

せめて、窮屈な飼育小屋にニワトリを閉じ込める飼育方法へお金を払うのをやめようと思って。

私が住んでる街だと、普通のスーパーには平飼い卵は置いてなくて、車で15分離れた商店街のなかの小さな卵専門店で買い求めてました。

でもお肉はそういう条件のものを見つけるのが難しくて、減らす方向に向かうしかなかったんですよね。

それから、なるべくお肉を食べない生活が始まったんです。

当時、筋トレもわりとしっかりしてたしタンパク質は多くとりたかったから、スパッとやめることはできませんでした。

お肉を完全にやめることって、私にとっては好きなお料理を半分失うことにもなると思っていて、それもあって「少しづつ減らす」という選択に自然となっていった気がします。

肉を食べない人の呼び方の種類いろいろ

お肉を食べない人の呼び方は「ベジタリアン(菜食主義者)」が一般的ですね。

でも実はベジタリアンのなかでも、細かい呼び方の種類が色々と違うんですよ。

  • 乳製品(と野菜)だけは食べる人=ラクト・ベジタリアン(Lacto-Vegetarian)
  • 卵(と野菜)だけは食べる人=オボ・ベジタリアン(Ovo-Vegetarian)
  • 乳製品、卵(と野菜)だけは食べる人=オボ-ラクト・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)
  • お肉、魚、乳製品など、動物にまつわる全てのものを食べない人=ヴィーガン
  • 穀物は食べない、かつ75%以上を種子、果物でとる人=フルータリアン(fruitarian)
  • お肉は食べないけれどお魚は食べる人=ペスカタリアン(pescatarian)

と呼びます。

つまり、「ベジタリアン」といっても制限のやり方の違いで呼び方が違うんです。

「ヴィーガン」は一切の動物性のものを食べないという意味で厳格な「ベジタリアン」ですが、さらに野菜のなかでも穀物を食べない「フルータリアン」と呼ばれる人もいます。

「フルータリアン」は食べられる食品の種類がもっとも少ないという意味で、もっとも厳格な「ベジタリアン」といえるかもしれません。

私は、この分類でいえば「ペスカタリアン(ペスカトリアン)」が一番近いということになります。

肉を食べないメリットとデメリット

「肉食過多の時代」「お肉は体に悪い」と聞いた事ある人もいるかもしれません。

広い意味での、菜食主義をえらび肉食をやめることのメリットと、デメリットをまとます。

一般論と、栄養の専門家から直接聞いたお話(専門の病院で聞きました)、今時点で私が感じるところです。

ベジタリアン(菜食主義)のメリット

・動物を搾取しなくて済む

・地球環境に(比較的)負荷をかけなくて済む

・畜産物に含まれるホルモン剤や遺伝子組み替え食品を避けられる

・便の臭いが臭くなりにくい

・頭が冴えて精神的にもイライラしにくくなる(?)※

・肌荒れがよくなる(?)※

※真逆の理論や経験談もあるので、体験するまでは中立をとって保留!

まずベジタリアンにとって大きいのは(目的によりますが)、動物を傷つけなくて済むという点では?

わたしのように、動物福祉的な発想からお肉をやめる人は多いみたいですね。

そして環境破壊。

1キロのお肉をつくるのに、数千リットルの水と(牛肉なら2万リットルとか)、エサの穀物を作るために森林伐採して農地を開拓する必要があると言われています。

そして結構見落とされがちなのが、ホルモン剤とエサの遺伝子組み換え穀物を間接的に人間が食べているという点。

早く大きく、病気なく、そして安いコストで成長させるためにホルモン剤や遺伝子組み換えのエサが使われていて、それが人体にも蓄積されてきいるそうです。

その心配をする必要がなくなるのは健康には大きなメリットでは?

そして「便の匂い」。

これはタンパク質を多くとった日とそうじゃない日で、比べてみればすぐ分かるはず!

明らかに動物性のタンパク質を多くとった日(パウダーなどのプロテインも含む)は、クサイです。

あと便秘がちになります。

コレは私は何度も体験済みです(笑)。

お肌とか精神面に関しては、キレイになったという話とは真逆の体験談が複数あるみたいなので、これは自分が長期間菜食主義を実行して体験するまでは、結論を保留にしておきたいと思います。

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(個人の体質や食生活によって同じ菜食主義でも結果が違うのでは?とも思いますが。)

ベジタリアン(菜食主義)のデメリット

・タンパク質が不足しやすくなる

・その他栄養素も偏りやすくなる

・他人と一緒に食事をするときに同じものを食べられないことが多い

・料理、買い物など生活面で制限がかかる

なんといってもまず私が注意をするべきだと思うのは、タンパク質の不足。

お肉類を食べないなら、いろんな方法でタンパク質を補う工夫は必ず必要ですね!

同時に、ビタミン類など様々な栄養素も欠けが出てくるはずなので、栄養についてはよく考えた方がいいですね。

生活面でも人と一緒に食事をするときに自分だけ食べられないとか、場合によっては相手に気を遣わせるとか、レストランを選ぶとか、いろいろ影響は出てきます。

お肉を減らして1年、「初期ベジタリアン」の私に起きた変化

実際に牛肉、豚肉、鶏肉を少しづつ減らしはじめて1年近く。

いまは時々鶏肉を食べることがある程度で、牛や豚を食べる機会はおそらく1ヶ月に1回くらいかな、と。

完全な「ベジタリアン」ではないですが、一般よりはかなり肉食が少ないと思います。

タンパク質は、お魚や魚介類で、その他の栄養はサプリで補っています。

そんな「初期ベジタリアン(ペスカタリアン)」の私が感じる様々な変化を書いてみます。

体の変化は、正直まだ無し

お肌の変化は特にないです。

ニキビが出ることもなく、乾燥がすすむこともないです。

体の方も特に悪い変化も、良い変化も今のところないですね。

体調が劇的によくなったり、体が軽くなるようなことも、ありません。

悪い影響がないのは、栄養バランスを気をつけているのことが奏功しているのかも。

生活の変化はあり!いわゆるエシカルに近づいた

お肉が食べられないので、その代わりになるものをいつも考えています。

何から栄養をとるか、何で満足感を得るか、とか。

なのでその結果、野菜料理と、魚介料理のレパートリーが増えました。

あとは食以外にも、自然と環境によい製品を選ぶようになったり、健康的な生活をするように、いつの間にか自然と変わっていきました。

例えば、オーガニックな布で作られた洋服選び、ゴミが出ない製品選び、強い洗剤は買わないないとか、無駄な水や電気の節約などですね。

自然と「持続可能な(エシカルっていいますね)」生活スタイルを選ぶようになってきた自分がいます。

動物のことを考えているうちに、自然や地球全体のことに目が向いてきました。

味覚が敏感になった!

これが一番ハッキリと、変わったところかも。

ときどき食べるお肉の味に敏感になりました。

質が良くないであろうお肉は、本当に美味しくないと一瞬で感じるようになり、体が拒否反応を出すようになってきました。

匂いにもかなり敏感になってきていて、クサみを嗅ぎ分けやすくなってきたと思います。

前は普通に食べてた、鶏の唐揚げ屋さんのお肉とか、安い食堂の豚や牛とか、今はもう全くダメになりました。

今の私の食生活など

今の私の食生活についてちょっと書きます。

お野菜が中心で、そこに魚介類が入る感じです。

足りない栄養素は、上にも書いたようにサプリメントで補っています。

ちなみにサプリメントは、きちんと検査したうえでお医者さんに診てもらって、自分の体に合う品質の高いものをとっています。※これ大事!

(サプリは正直、安くて悪いものが国内産には多いから気をつけてくださいねっ。)

お野菜は、なるべく緑黄赤色とバリエーションを豊かにして、なるべく加熱を減らしビタミンを壊さないように気をつけています。

魚介類は積極的に食べていきたいところですが、これについても実は色々と思うところがあって(また別で書きます)、お魚なら食べ放題〜!みたいに解放された感覚ではないです。

たとえば、最近の典型的な夕食はこんな感じ。

  • 白米
  • 生野菜のサラダにMCTオイル
  • レンコンやかぼちゃなど根菜の作り置きサラダ
  • 野菜の蒸し物や煮物
  • お刺身

メインがたまにお魚に変わるときもあるかな。

質素ですかね?

これでも案外、満足感はあるんですよ。

もともと食が大好きで、大食いで色々食べたい私でもわりと大丈夫。

外食も時々するけれど、お肉メニューが多いお店がほとんどなんですよねー。

そういう場合には、お肉の利用率が少ないものから選ぶようにしてます。

お肉を「断つ」よりも「減らす」感覚でゆるめにやれば、こういう選択ができるので生活上困るってことはかなり少ないですよ。

時間が無いときには、マクロビ専門のレストランでテイクアウトしたりもします。

マクロビだと、お肉の変わりに大豆ミートだったりを使ってくれてる場合があるんですよねー。

ベジタリアンのお店発掘も、けっこう楽しいです♪

お肉の変わりに「代替肉」の大豆ミートも使える

「大豆ミート」って、食べたことありますか?

調理方法にもよると思うんだけど、思ったより「お肉感」がちゃんとあるんですよ!

「うわ〜本当のお肉みたい!」っていう感想をテレビでみて、嘘やろ〜?と思ってたんだけど、わりと本当でした(笑)。

今のとこお店で調理されたものしかまだ食べていないので、今度は自分で調理してみたいと思います。

代替肉も今、たくさん種類が出始めてますねー。

いま、無印良品でも大豆ミート販売されてるので、もし興味があれば買ってみては?

わたしも何種類か買ってみたので、また調理したら書きますね!

さいごに。これからのこと

ゆるめに続けている「初期ベジタリアン(ペスカトリアン)」の私ですが、これからはもう一段階、お肉を減らしていきたいです。

ただし、お肉を減らすことで自分の体にどんな影響が出るのかは、食事の記録、体調の記録、ときには病院で相談をしながら慎重に見極めていくほうがいいと思っています。

お肉を食べないことのメリット、デメリット、生活の変化、色々ありますが、それは個人の体質や生活スタイルによって、かなり違いが出てくるはず。

だから他人の体験談を読んでも、あくまで参考程度にとどめる必要があると思います。

そんなことも踏まえて、これからも私の体験を綴っていきたいと思うので、よければまた見にきてください。

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この記事を書いた人
サラ

サラです。30代、一人暮らしです。
旅と英語、キャンプ、食べること、健康、美容が好き。
フリーで仕事しながら、たまにブログ書いています。
家畜動物の幸せと、エシカルといわれる地球環境に関心があります。
お肉を食べなくても大丈夫か実験した結果、いまは「ペスカトリアン」「フレキシタリアン」「セミベジタリアン」に近い菜食中心のスタイルになりました。グルテンフリー、卵フリー、カゼインフリーも出来る範囲で継続中。

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