アニマルウェルフェアに配慮、またはそれに近い環境で豚を飼育されている農家さんを紹介します。
豚にも人間にも優しい、オーガニックポークです。
愛情もって飼育されている農家さんが見つかりましたよ。
アニマルウェルフェアで育った安心な豚肉
豚たちを愛情もって育てている養豚場、農家さんが見つかりました。
豚は、土の地面を掘り返す修正があるため、土の上で飼育されることが幸せの条件のひとつだと思われます。
そしてもちろん、「妊娠ストール」などを乱用せずに体を自由に動かせること。
こちらに紹介する養豚場のは、特別に「アニマルウェルフェア」という言葉をかかげているわけではありません。
ですが基本的に放牧であり、それに近い環境です。
豚たたちの自由と幸せは確保できているのではないかと考えて紹介させていただきます。
遊牧舎 秦牧場(北海道)
引用元URL:https://www.yubokusha.jp/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC/
北海道の十勝にあるのが、遊牧舎「秦牧場」です。
こちらは、自然のなかで動物と暮らしたいという思いからはじめた牧場とのこと。
豚たちは、完全放牧されています。
雪が積もる大地のなかや、牧場の方達にお世話をされてのびのびと過ごしている豚たちの写真が。
豚たちの一匹いっぴきが、牧場の方々からとても可愛がられて育っていることが伝わります。
豚と触れ合い、一緒に遊ぶことを大切にされているようです。
餌は、地元の十勝でとれた人間は食べない、ナガモイモや百合根など、農業の副産物だそう。
つぎに、遊牧舎 秦牧場の豚肉を購入方法についてです。
こちらのお肉は「遊ぶた」と名付けられています。
お肉は、焼肉セットやしゃぶしゃぶセットなどのセット販売もあります。
送料は無料なので、注文をしやすいかもしれません。
筆者もぜひ、食べるのならばこちらで大切に育てられた豚肉を選びたいを思います。
B.B.FARM ブーブーファーム(富山県)
引用元URL:http://www.bb-farm.co.jp/about/
富山県の氷見にあるブーブーファームでは、屋外で豚たちが放牧されています。
HP以外でも断片的に情報を確認したところ、おそらく「完全放牧」をされているようです。
放牧場所は、自然の土や草の上です。
自然の土の上で自由に土を掘りかえすのは豚本来の習性です。
そうして自然の土を掘り、ミネラルや微生物、虫などを食べることでお肉の臭みが減ったり、肉質もよく健康に育つそうです。
餌は、「安心安全」な地元の農産物も与えられているそうですが、メインとなる食べ物は分かりません。
ブーブーファームで特徴的なのは、放牧養豚と農作物つくりとの連携。
農家の減少などで荒れた農地に豚たちを放牧することで、豚が草を食べ、土を耕してくれて肥沃な土地へ変えてくれるそう。
数年後、農作物をひと段落育ておわった農地は休耕させ、そこに再び豚を放牧することで、安全な農地づくりと放牧の両方のサイクルができあがるとのこと。
地球環境、豚たち、地元の農家、消費者、だれにとっても素晴らしい取り組みのように思います。
つぎに、B.B.FARM (ブーブーファーム)の豚肉の購入方法についてです。
こちらは公式のホームページから購入が可能です。
お肉の部位ごとに選べ、冷凍で送られてくるようです。
冷凍便にしては送料も控えめなので、利用しやすいかもしれません。
また、東京や地元の富山県、石川県あたりのレストランではこちらの豚肉が提供されているようなので確認してみてください。
ふるやファーム 里の放牧豚(福島県)
引用URL:https://www.furuyanouen.net/contents/aboutus.html#Page2
FURUYAFARMがあるのは、福島県の郡山市。
ふるやさんという女性が手探りで10年ほど前からはじめた養豚場のようです。
こちらも、耕作放棄地を豚に耕してもらっているそうで、豚たちは屋外の自然の土地で生活をしているようです。
こちらの農園では養豚の他にも、農作物もつくっておられるそう。
餌は、野生の豚と同じく自然の土や青草、その中に含まれるミネラルぶんをたべているようで、そのおかげで健康な体に育っているそう。
放牧は、年間を通じて行なっているそうです。
抗生物質も、もちろん不使用だそう。
飼育の履歴が全て残る前提で飼育をされているということで、おそらく餌などにも気を使っておられるのではと思います。
つぎに、「里の放牧豚」の豚肉を購入する方法についてです。
「里の放牧豚」は、加工品の形になっています。
加工前の状態での販売は見つけられませんでした。
その理由は、放牧をするとどうしても飼育期間が長くなり、その結果、商品として価格がつく一定の体重を超えてしまうのだそう。
そうするといくらお肉の質がよくても安く買い叩かれてしまうそうで、それを避けるために一般の流通ルートにのせず加工品として商品にしているそうです。
購入先はホームページに載っていますので確認してみてください
さいごに
こちらに挙げた3つの養豚場では、屋外での自然の土の上で飼育さするという、豚達にとっては最も自然に近いスタイル飼育場でした。
他にも「放牧」とうたっている養豚場はありましたが、完全に屋内飼育であったり、下がコンクリートであったりと、色々でした。
見分けるときには、この点を調べてみて下さいね。
また、豚が幸せに飼育されている養豚所を見つけたら載せていきます。
放牧で愛情と手がかかった良いお肉を少しだけ、頂いてみるのもいいと思います。
「良いものを、少しだけ」。
そんな考えが増えれば、世界が少しよくなる気がします。
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