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ベジタリアンは健康的か?1年やってみて私は合わない可能性アリ

ペスカタリアン

ベジタリアンの食生活はけっきょく、健康的なのか、不健康なのか?

両方の意見があって、スッキリしないですよね。

自分なりに学んだり実践したりしたことで分かってきたことを書きます。

わたし自身は、体に大きな変化を感じる部分があった一方、皆がいうような劇的な変化はなかった面もあります。

菜食中心の食事をすると健康面は結局どうなるのか?と疑問に思っている方は一読ください。

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肉と卵、乳製品をやめた私の変化と健康

今のわたしは菜食中心の生活です。

基本は野菜中心で、時々魚介類、ごくたまにお肉という、広い意味でのベジタリアン的な、せまくいうとペスカタリアンといわれる食生活が基本です。

完全な「ベジタリアン」とは違いますが、動物のお肉の量は限りなく少なくなっています。

卵と牛乳、ヨーグルトをはじめとする乳製品も、アレルギーがあることが分かり最近ほとんどとらなくなりました。

そんな食事スタイルを続けていての変化です。

体と精神状態の変化

イライラや怒りっぽいとかはナシ

ベジタリアンになると、怒りっぽくなるとかイライラするとか、逆に穏やかになるとか聞きます。

私の場合は、正直そんな変化は皆無です。

もともと感情の浮き沈みはあまり無い方ですが、特に何の変化も感じないですね。

肌が綺麗になったり汚くなるとかも無し

ベジタリアンは肌が綺麗になるとか、逆に汚くなるとか言われますが、それもありません。

強いて言えば少し綺麗になりましたが、それは同じ時期に基礎化粧品をすべて変えたからだろうと思います。

「ベジタリアンになると肌が汚くなる」という説はおそらく、タンパク質不足からくる状態を指しているのだと思います。

でも私はお肉以外からのタンパク質はなるべく摂取するように心がけています(実はタンパク質不足状態ですが。後ほど)。

下痢改善、お腹(腸)の調子良くなった

お腹の状態は、明らかによくなりました。

正直いうと長いあいだ慢性的な下痢状態だったのですが、大きく改善されました。

ただし、これは「お肉をやめた」おかげではないんです。

卵をやめたからだと思います。

実は、遅延性の卵アレルギーを持っていることが検査で分かり、それまでほぼ毎日食べていた平飼い卵を週に1個以下まで減らしました。

すると、あれだけ毎日ゆるかったのが、面白いくらいに正常化したんです。

完全にゼロにまではなっていませんが、8割方よくなったかな。

ベジタリアン食と平行して行った卵断ちですが、タイミングを考えると、お肉ではなく卵を食べないスタイルへ変えたことが下痢が治った要因だと考えています。

便とガス(おなら)の臭いが減った

赤裸々にかきますが、見出しの通りです。

明らかに臭いが減りました。

たまーにお肉を食べた日は分かりやすく復活しているので、私の場合には関連性があるみたいです。

栄養偏りチェックに健康診断と栄養解析

菜食主義をしようと思うとき、だれもが心配になるなのは栄養面ですよね。

栄養が偏って不調が出たり、病気になるのではないな?と。

確かに、お肉にはアミノ酸類、ビタミン群、亜鉛などが含まれているので、それを体に入れないとなると、どこかで補う必要はあります。

菜食に変えたことだけが理由でもないんですが、ちょうど超詳しい健康診断を受ける機会がありました。

その結果、栄養状態はやや問題あり。

上にも書いたように、実は検査の結果は、栄養状態にやや問題がありました。

タンパク質不足、ビタミンB群不足、亜鉛などのミネラル不足です。

菜食中心の食事を少しづつはじめて1年近く経過した頃の検査です。

この結果は私の食事と生活の結果ということは間違いないのですが、原因は「お肉を食べていないから」と決まったわけではありませんので、誤解なきようお願いします。

「お肉を食べない」以前に現代人は栄養不足が多い

検査の結果は栄養不足でしたが、原因を特定できたわけではありません。

実は、「タンパク質、ビタミンB群、亜鉛などのミネラル群」の不足は現代人、特に女性に多い典型的な傾向だそうです。

30代女性であるわたしの場合も、見事にそれにあてはまりました。

そもそも肉食云々以前に、現代の食生活からこういった栄養が足りなくなっている人が多いみたいですね。

ベジタリアンが遺伝子的に体に合わない人もいる

同時に検査でみえてきたのは、実はわたしの体は遺伝子レベルでタンパク質の代謝が下手かもしれないという背景。

ちょっと乱暴にいうと、動物性のタンパク質を通常よりも積極的にとらなければ通常の栄養状態をキープするのが難しいということです。

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あと、ビタミン類も普通の人よりも多く使ってしまい枯渇しやすい傾向もありそうです。

今まだ精査中ですが、これが実際そうなら、ベジタリアンは向いていないことになりますね。

こういう人は珍しくないそうなので、ベジタリアン食を選ぶ人は本当は検査した方が良いと思いますよ。

仮にこの体質が確定になると、自分の思想的なスタイルを優先するか、健康を優先するのかという選択を迫られることになってきます。

仮にそうであった場合でも、まずは主治医に相談しながら解決策をみつけていくつもりです。

動物性タンパク質はお魚の摂取量を増やすことで代用できないかとか、何かお肉を食べる以外での解決策はないのかとか、ですね。

健康についてのメリット、デメリット

最初に書いたように、わたしのスタイルは正確には、完全な「ベジタリアン」ではありません。

広い意味ではベジアリアンですが、魚介類は時々食べて、お肉もたまーに食べる。

そういうスタイルをとるうえでの、健康に関するメリットとデメリットをまとめておきます。

体の不調の原因やなにかしら気づきが得られる

上にかいたように、わたしは卵をやめて慢性的なお腹の問題が解決されました。

こんな感じで、食生活をガラッと変えてみることで何かしら気づきや変化が起こってくるかもしれません。

変化がないとしたらそれも含めて自分の体の情報なので、今後の参考になります。

「これから一生ずっとベジタリアンするぞ!」

と決めると重くなりますが、まず期間限定でもお試しでやってみると自分の体の変化が見られと思うので、面白いと思いますよ。

野菜がたくさん食べられる

当然ですが、野菜はモリモリ食べられます。

野菜を食べるしかないと、キッチンにはいろんな種類のお野菜がいつもストックされている状態になるので野菜食べ放題です。

やっぱり、お野菜からの栄養はかなり豊富に取り入れてると思います。

食べ物に関しての意識が研ぎ澄まされる

食べて気持ちよくなるもの、そうでないものが少しづつ分かるようになってきました。

特にそうでないものの方が。

まあ、まだまだ鈍感さはありますが、食べ物の「質」みたいなものを感知するセンサーの能力がかなり上がった気がします。

それとなんというか、「良いもの」が少しだけ以前よりも見抜けるようになってきた気がするんです。

一つの物事に対してそういった視点をもつことで他の領域にも般化してくるイメージですね。

ベジタリアンになることのデメリット

ベジタリアンが合わないと逆に不健康になるかもしれません。

上に書いたように、体質的にベジタリアンが向いていない人もいるようなので、気をつけた方がよいと思います。

専門のお医者さんや栄養士さんに相談をしたり、自分で記録をつけた方がいいですね。

コストと手間はかかりますが、ベジタリアンをある程度しっかり長く続けるなら必要なことではないかと私は考えています。

週3ベジタリアンやフレキシタリアンも

お野菜だけしか食べない食事って、急にはスパッと移行するのはちょっと難しいかもしれません。

健康の心配もありますしね。

そういうときは、まず週に3日だけでもベジタリアンを実践する日を設けてみるのがいいかもしれません。

お肉を一切口にしない日って、案外とても少なかったりするんですよね。

だから週3くらいから感覚をつかみつつ、増やしても大丈夫か検討してみてはどうでしょうか。

そんな感じで、普段はお肉を食べなくても、状況に応じて食べる人たちのことを「フレキシタリアン」と呼ぶそうで、今世界で増えているみたいです。

「フレキシブル」と「ベジタリアン」をミックスした造語らしいです。

この記事のまとめ

ベジタリアンになることの健康面についてまとめてみました。

ベジタリアンの人のブログを読むと、肌がキレイになった、体が軽い、とか色々な人がいます。

また逆に、ベジタリアンを長くやったことで体を壊してニキビが増えたとか、本当に人によって様々なんですよね。

私の場合には体感としてはどちらかというと良い感覚がありますが、栄養素レベルでみると不足です(原因は食事と体質の両方の作用であり、肉不足かは分かりません)。

書いたように、遺伝子レベルで向かない可能性があるからですね。

ベジタリアンが自分の体にとって健康的な選択かどうかは、自分の体を細かく見ながら長いスパンで判断していく必要があると思います。

まずは無理ない範囲でお肉を減らして体の調子をみてみてはどうでしょうか。

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この記事を書いた人
サラ

サラです。30代、一人暮らしです。
旅と英語、キャンプ、食べること、健康、美容が好き。
フリーで仕事しながら、たまにブログ書いています。
家畜動物の幸せと、エシカルといわれる地球環境に関心があります。
お肉を食べなくても大丈夫か実験した結果、いまは「ペスカトリアン」「フレキシタリアン」「セミベジタリアン」に近い菜食中心のスタイルになりました。グルテンフリー、卵フリー、カゼインフリーも出来る範囲で継続中。

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