無印良品の大豆ミートのシリーズを順番に食べ比べしてます。
今回は「ミンチタイプ」を使用して、中華の巨匠、陳建一さんの麻婆豆腐レシピを再現してみました。
前回の「ハンバーグタイプ」が期待以上に美味しかったので、ミンチタイプも期待です。
これ、ヴィーガンも使えるのでチェックして下さいね。
無印良品の大豆ミート、ミンチタイプ
無印良品の大豆ミートは全部で4種類ですが、今日は「ミンチ」のタイプを使います。
水でもどす必要がないので、料理中にお肉を使う要領で手軽に使えて便利。
今回は、マーボー豆腐です♪
これまでいくつか食べてみて分かったのですが、大豆ミートはやっぱり、大豆独特の「大豆臭」が気になります。
でもお料理に入れこめるミンチタイプなら、それも目立たないのでは!?と期待。
あの「大豆臭」すらなければ、「お肉じゃない感がない」代替肉としてめちゃくちゃ使えると思うんです。
大豆ミートのミンチ、レシピは中華!陳建一さんのマーボー豆腐
では、ひき肉料理の定番、麻婆豆腐を作ってみます。
今回は私の大好きな、陳建一さんのレシピでやってみます。
お肉料理を作るなんて久しぶり。
料理好きだから、嬉しいです。
無印の大豆ミートは水で戻す必要がないので、お肉を入れるタイミングで普通に入れるだけです。
陳建一さんのマーボー豆腐レシピ
陳さんの実演が動画でUPされてたのを何回もみて覚えました。
ただ、さっき見てみるとその動画が削除されていたので、陳さんの他の作り方もいくつか確認してみると、どれも微妙に順番が前後したりと、同じではありませんでした。
私の記憶も、もしかしたら少し違ってるかも〜と心配だったのですが、下のレシピでそんなにズレは無さそうだったので載せますね。
材料
- ひき肉(大豆ミートのミンチ)
- お豆腐
- 長ネギ(白ネギ)
- にんにく
- 生姜
- お酒
- 醤
- 豆板醤
- 甜麺醤
- 水(使える人は鶏がらスープでもOK。)
- ラー油
- 片栗粉
作り方
①油でひき肉を炒める。パチパチ音がするまでよく炒める
③甜麺醤と豆板醤を足してしっかり火を通し香りを出す
②みじん切りの長ネギ、にんにく、生姜を入れて香りを出す
③お水(スープ)、醤油、お酒を加える
④お豆腐を茹でてプルプルと弾力が出れば軽く湯切りする(茹ですぎないで)
⑤お豆腐を③のフライパンに合わせる
⑥水溶き片栗粉でとろみをつけ、やさしく混ぜながら片栗粉に火を通す
⑦ラー油と化粧油をまわしかけたら火を止める。
完成!
★陳さんが言っていたポイントです★
※ひき肉をパチパチ音が出るまでしっかり炒めること
※甜麺醤と豆板醤もしっかり炒めることで発酵調味料の風味が引き出される
※お豆腐を茹でるのはプルプルの弾力がある食感に変えるためで、お湯の中でお豆腐がダンスをしはじめたらOK。(湯切りをして長い間置いておくとくっつくので同時進行で)
▼大豆ミートを炒めます!最初は固まってる。
▼鍋肌にくっつきがち
▼このあいだにお豆腐を茹でてプルプル食感して・・
▼にんにく投入して香りが出たら白ネギも!良い匂い〜!
▼良い感じに炒まってきた
▼湯切りしたお豆腐を投入
▼水溶き片栗粉を少しづつ回し入れて
▼完成!でもちょっと片栗粉が多すぎた。あんが固そうですね‥(汗)
無印の大豆ミートひき肉タイプ 使い勝手の感想
使い勝手としては、基本文句なしです!
上に書いたように、無印の大豆ミートは乾燥タイプではないので水に戻す必要がなく、ふつうのお肉として扱えばOKなので。
お肉と違うのは、ちょっとだけ、鍋肌にくっつきやすいかな、というところ。
今回は鉄の中華鍋を使ったのが原因の一ですが、一番最初に炒める段階で油を多めに入れてもくっつきやすかったです。
テフロンのフライパンとかなら、おそらく大丈夫だと思いますよ。
あともう一つ違うところは、本物のお肉なら、炒めていくとどんどん良い香りや脂が出てきますよね、それがないのがちょっとつまらないというか。
ああ、お肉じゃなかったんだな〜って思います。
料理好きとしてはそこがちょっと物足りないところかな。
ま、それは言っても仕方ない。
全体的な使い勝手としては、不満はナシです!
大豆ミート麻婆豆腐が完成!食べた感想
アツアツ麻婆豆腐を少しお味見してみました。
パクリ。
うん、美味しい!
さすが陳建一さん。
でも、ちょっとモグモグっとしてみると気づくのが、お肉の粒が柔らかいこと。
一粒づつが柔らかめだから、ミンチ肉を炒めて弾力が出たときのあの噛み応えはあまりないんです。
ここが本当のお肉との違いかな。
それに、粒がつぶれてるわけではなくしっかりはしてる。
豆板醤と甜麺醤、にんにくなどで下味をしっかり入れているので、肉の粒を噛んでもその味が出てきて美味しいです。
ただ食感が、柔らかいだけ。
▼大豆ミート粒一つひとつは調理しても潰れてない!
そして一番気になっていた大豆臭は、まったくしないですね。
すごーい!
やっぱり味と香りが強いレシピほど、カモフラージュできるのかも。
‥と思ったんだけど、冷めてからあとで温め直すと、やっぱり少しはにおいが分かりますねえ。
ジャージャーっと強い香りのなか調理してたから、鼻がバカになってたのかも。
トータルで言うと、噛み応え以外はマル○です。
歯ごたがあとちょっと惜しい、って感じかな。
「知らない人が食べてお肉じゃないと気づくか?」
ですが、おそらく気づかないと思います。
なんかちょっと柔らかめだなぁ・・と思うくらいじゃないかなあ?
あと大豆の臭いについては、気にならない人もいるかもしれない、ってレベルです。
私はもしかしたら、ちょっと敏感になってるかも。
そこさえ気にならなければ、ふだん使いの代替肉として全然アリだと思います。
フェイクミート調理するときのコツは
まず、肉に下味をしっかり入れることが、大豆ミートの調理ポイントだと思います!
あと、濃い味付けと香りの料理ほど、ほんとは大豆だってことをフェイクできるかもしれません。
麻婆豆腐は香り高く、しかも火にかけながら強い下味をガッツリ入れるので、大豆ミートには向いているお料理だったと思います。
他のレシピではは、ビビンパの具に使うとか、キーマカレーにするとか、そういうのも調味料をガッツリ入れて濃い味付けなるので、より違和感なく美味しく食べれるんじゃないかな?と思います。
さいごに
はじめて大豆ミートで「料理」らしい料理をしてみました。
料理好きのベジタリアン(ペスカタリアン)的には、お肉料理が久しぶりにできてすごく楽しかったですね。
大豆臭さえゼロになってくれれば、ふつうに使ってもいいかもしれません。
他にも、揚げててみるとか、調理方法次第でもっと美味しく食べられるかもしれないので、いろいろ試してまた記事にしてみたいと思います。
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