【わたしが日常英会話ができるようになるまでにやった学習のすべて。その②】
英語学習を長年続けて、留学も経験して、それで思うのは、「やっぱり、文法って大事」!
私も話せるようになるまでに文法をなんども勉強し直してきました。
その学習方法をこちらで具体的に説明しますね。
英語の基礎固め!文法の勉強方法は?
文法って、英会話に必要なの?勉強しないで話せるようになる?
「文法が少々違ってても会話は成り立つ!」と耳にしたこと、ありませんか?
そういう面も、確かにあると思います。
でも、それが成立するのはごく単純な会話での話なんですね。
レストランで普通にオーダーする時、普通にお買い物するときなんかは全然それでOK。
でも、それ以上の会話になると、間違った文法では通じにくくなってきます。
例えば空港で予約したチケットにトラブルがあって取れていなかったとか、ダブルブッキングされたとか。
お買い物で細かい希望を伝えて欲しい商品を探してもらいたいときとか。
ちょっと複雑になってくる場面では、文法が分からなければ通じなかったり誤解されたりすることは、全然あります。
どうにもならん場合も、ある
「文法勉強しなくてもどうにかなるっしょ」て思う人もいるかもだけど、どうにもならんことも、あります。
実際わたしもありました。
まだ英語が分からない頃に一人で行った海外旅行で、ホテルの部屋に黒い虫が出たんですよ。
で、とりあえずフロントまで行ったはいいけど、部屋を変えてもらいたいって伝えられなかったんですね。。
なんとか何度もなんども言い直して最終的には伝わったんだけど、今度はフロントの人の返事の意味が分からず。
何度聞き直してもチンプンカンプンで、あきらめてトボトボ部屋にもどって虫と寝た経験があります。
ほろ苦い思い出ですね・・。
こういう「どうにもならんやん!」ってのは、けっこうあります。
ということで、やっぱり最低限の文法は必要です。
まずは中学レベルの文法を学習しなおそう!
基礎的な文法に自信がなかったり、素早く文章を作れない場合には、まず中学3年間の英文法をやり直した方がよいと思います。
高校以上の文法はやらなくて大丈夫なの?って疑問もありますが、「そこまでやってる時間は無いっ!」って私は当時は思ってて、実際やらなかったです。
でも実際、中学3年間だけの文法で「日常会話」は完全に出来るんです。
困りません。
私が留学していたとき、レベルによってクラスが5つくらいに分かれていたんですね。
そこでは、真ん中のちょい上くらいのレベルのクラスでも、日本の中学英語レベルをやってたんですよ!
何がびっくりって、クラスメイトはみんなそのレベルの英語で困らないレベルの会話を普通にしてたんですよね。
それはそれは流暢に。
笑いも取れてたし、先生の言うことも理解バッチリ。
で、上級クラスに行くと、中学英語の後半からおそらく高校英語くらいを習うようになるんだけど、そのレベルの生徒さんっていうのは、企業の派遣で来てたりと、もうちょっとでビジネスもできるレベルの人たちだったんです。
つまり何がいいたいかというと・・
難しい文法の知識よりも、基礎的な文法をしっかりと使いこなす能力が、英会話がどの程度できるかを決めるってこと。
です。
英会話のための文法学習方法は、まず薄〜いテキストとラジオで!
最初の記事でも書きましたが、英語学習をはじめたとき私の英語力は、中1レベルでした。
そんな私がラジオの英会話などを聞いたり、色々としてみたものの、全くついていけなかったんですよね。
このままじゃあ全く前に進まんわ・・と悟り、基礎を抑えるべく取り組んだのが、中学3年間の英語文法でした。
薄〜い中学英語のテキストを1冊!
中学3年間の英語、ぜんぶ学び直し。
とか聞くと気が遠くなりそうでしょ?
でも、大丈夫!
本屋さんの中学生向け学習コーナーへ行けば、3年分をかなり薄〜くまとめてくれてるテキストがあるんですよね。
もしTOEICやTOEFULなどを目指すのであれば文法はきっちりやったほうが良いと思うけれど、その時の私の目的は、あくまで英会話。
なので、ここはひとまず基本的なことを抑えればOK!ってことで、なるべく薄くて確実に最後までやり遂げられるテキストを選びました(ここポイント!)。
誰よりも3日坊主には自信がある私でも、この作戦は大成功して、中学1〜3年までのテキストを、思ったよりけっこう楽々と終わらすことが出来たんですよね。
だいたい20か30ページくらいの、ほんと薄ーいやつだったから、これならクリアできそうな気がして最初からモチベーションも上がるし。
(そういえばこの薄いテキストをする前に、押入れにあった中学時代の進研ゼミ的な大量のテキストを解いて、結局やることが目的になり知識があまり身につかなかった経緯がある・・)
今まで、「自分は何しても続けられない人。」って思ってきたんだけど、この薄いテキストだけは最後までやり遂げられたことで少しだけ自信がついたのを覚えています。
こうやって、ゴールを簡単な場所に設定しておいて達成する経験を繰り返すことで、学習のモチベーションを維持する作戦でもあったわけです。
少しの自信。いわゆる「自己効力感」の効果って、学ぶ上で力になるんですよ。
ということなので、
まずは、完全にクリアできそうなテキストを1冊、やりましょう!
NHKラジオの英語番組はすごい効率よい!
上にかいたテキストと平行するかその次にやるといいのが、NHKラジオの英会話講座です。
文法を学べる番組もあるので、それをすればよいです。
わたしがやった番組の一つは、「基礎英語2」「基礎英語3」という中2、中3英語を固めるシリーズ。
レベルや目的に応じたかなり質の良い番組がNHKにたくさんあるんですよー。
先生方も素晴らしいです。
それとラジオのすごいところはですね。
目と耳の両方から学べるところ、なんです。
ラジオ番組を対応テキストを見ながら聞くと、視覚からの情報と耳からの情報が相互作用して、より身につきやすくなるんですよ。
さらに書き込んだりすれば、刺激も増えてさらによし。
効率よしです!
あと大事なのは、ラジオは続けなきゃ意味ないので、途中サボったとしても長く聴き続けることを目指しましょうね。
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