いざ留学してみると、日本で10年積んできたはずの英語が通じない・!というピンチに陥った私。
が、ここから最終的に「日常英会話」レベルまでになれた、留学中の勉強方法をまとめます。
日本で積んだはずの英語力は「無駄」だったわけではなく、「発揮できない」状態だったんです。
そこを開かせて、さらに大きくブラッシュアップできた方法です。
留学で「日常英会話」できるようになった方法4つ
英語本番の地、北米へ引っ越してきてから、英語を話せるようになるまでやったことを、まずは先に書いちゃいます。
ここでは、日本にていても実践できることをまとめます。
英語圏に留学中だからこそ出来たことは、また別の記事で。
まずは、その5つを先に書いておきます!
①英語に触れる時間を増やし、日本語時間を減らす
②英語を英語で勉強する
③日本の英語テキストをやめて世界標準へ変更
④複数の英語学習方法を同時におこなう
ひとつづつ、説明しいきますね。
①英語に触れる時間を増やし、日本語時間を減らす
留学中だから、必然的に英語時間は最低限は確保されています。
が、そこを工夫してさらに英語に触れる時間を増やしました。
こんな感じです。
- なるべく日本人とも英語で喋る
- 歩いてるときは英語音声をきく
- 独り言は英語で
- 思考も英語で
- 日記も英語で
- ネットサーフィンも英語
- ニュース見るのも英語
- 映画みるのも英語
- テレビも英語
- ちょとしたメモも英語
これは徹底してやっていました。
逆に、日本語でのネット閲覧や読書などはほぼしていませんでした。
こうして、英語時間を格段に増やしたことで英語で対する心理的なハードルが下がり、英語が自然と自分の道具になっていったと思います。
最終的には夢を見るのも英語になりました。
②英語を英語で勉強する
これ、かなり強力な方法です。
日本語を使って英語を勉強するのを、一切やめました。
英語を、英語で勉強するんですよ。
英語学習のテキストなら、日本語が一文字も載っていないテキストを選ぶ。
文法の解説も英語、単語の解説も英語理解するんです。
単語の解説のなかに分からない単語がでてきたら、またそれを英語で調べるんです。
これは、理解力や文法力など、かなり鍛えられましたねー。
③日本の英語テキストをやめて世界標準へ変更
上に書いた「英語を英語で勉強する」と重なるけど、わたしが通っていた語学学校の授業で使っていたテキスト、これが良かった。
これのおかげで、ふつうに日本語の英語テキスト使うのと比べて知識の吸収量はかなりアップしたと思う。
わたしが使ったテキストは、「オックスフォード」のシリーズで、ELSでよく使われるもの。
内容がオール英語なので、学ぶための英語力まで鍛えられるという一石二鳥ぶり。
しかも語彙の使い回しは日本の学校の教科書とまったく違い、実際に英語圏でもそのまま使えるモノが基本。
だからね、入ってくる知識量が自然と増えるんですよ。
おなじ文法を同じ時間勉強したとして、英語テキストと日本語テキストでは効率が違うってことです。
難しそうな印象かもだけど、1つの教材で慣れてしまえば、学ぶための英語のパターンはすぐつかめるのでそんなに難しくないんですよ。
④複数の英語学習方法を同時におこなう
語学学校の授業を受けて、人と会話して、家で宿題をして、映画をみて、ネットをみて・・
これを全部英語で同時に毎日やり続けていると、「あっ、このセリフこの前勉強した慣用句だ!」「このシチュエーションって、この前あの人が言ってた表現方法使えるのかな」。
って感じで、別々の機会で同じことを二重で学ぶことがちょくちょくあるんですよね。
そうなるとその言葉の背景をより深く理解できるし、記憶にも残る。
こうやって自分の「使える英語」が増えるスピードが加速していく感がありました。
まとめ:コツコツやった学習を「英語脳」をgetして仕上げる!
留学してすぐのとき、「あ。あたしの勉強してきた英語って、使えんのや・・」
っていう感覚があったんですよね。
でも、この4つの勉強方法をつづけるうちに、「使えない」のじゃなくて「使えるモード」に入っていないだけかもって、思うようになったんですよ。
言い換えると「英語脳」になっていない状態。
だから、コツコツと学習で基礎をつくったら、あとはひたらすら「英語脳」を開発して慣れていけば、積み上げてきたものが生きてきて、「日常会話ができる」状態になったんだと思う。
証拠に、日本で文法をしっかり学んできた留学生のなかで、さらに上に書いたように同じ学習方法をやっていた人たちは、やっぱり皆「英会話」のレベルも高いところまでいってたよ。
留学すれば「積み上げ」と「英語脳」これを同時にやれるのでやっぱり伸びやすいけど、時間かければ日本にいてもできると思います!
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