かれこれ、英語学習を約10年続けてきた成果はいかに・・!?
ついに叶えた北米留学で私の英語は使えたのか!?
ってことをお話します^^
わたし、こんなにやってきたんだから、大丈夫なハズ!って思いを胸に飛行機でびゅんっ。
結果・・心がズタっと傷ついたお話です。
10年勉強したわたしの英語、北米で通用する?
留学することになった経緯とか、今回は一切すっ飛ばして留学してからについて、かきます。
ウワーッと頑張った時期もあったし止めてた時期もあったしだけど、なんやかんや大人になってから10年近くもあらゆる英語学習をつづけてきた私。
留学先は北米。
最初はホームステイしながら、すこし語学学校へいくことにしまた!
初日でこころは打ちひしがれた
海外旅行にはまあまあ慣れてた私。
留学だって、荷物が多いだけで同じ要領。
飛行機がついたら国際線の空港を抜けて、現地について電車移動して、最寄りの駅からタクシーにのってホームステイ先のお家にさらっと到着。
ここまで一切、問題なし。
まあ英語力つかう機会って、案外この流れのなかでは特に無いんだよね。
なにかトラブルでも起きない限り。
日本と同じようにカウンターでチケットみせて、行き先の表示みてゲートに行って、座席番号みて座って、機内食もらってセンキューって言うだけだからね。
ホームステイ先について、ここからが本番!
まず、はじめましてのあいさつは普通にできた。
で、いきなり引っかかったのが、次。
さっそく、明日から通う学校までのバスの乗り方を教えてくれるホストマザー。
なのに言ってる内容が、よく分からない。。。
「家の近くのバス停から135番のバスに乗るんだけど、そのバスは連結された長いバスだからね。」
たったコレだけが、理解できんかったのよ・・・(涙)。
いやね、なんとなくは分かったんだけど、なんせ聞き取った内容がそれで合ってるかの自信がなさすぎて。
(もし聞き間違えてバス乗れんかったら登校初日からオワリやで・・)っていうプレッシャーもあって。
やってきたはずのリスニング力はどこいった状態。
これくらいのことさえ聞き取れなかった自分・・。
ってキモチになって、心が軽く打ちひしがれました・・・。
発音が日本式だと本当に通じないという体験
その日のそのあと、マザーが車で連れ出して街を案内してくれて、おしゃべり。
わたしこの街の観光に出たいんですー、みたいな会話をしてたの。
(・・観光、カンコウはsightseeingだ!)
私:「あ、あいわんと とぅ ごー サイトシーン!」
マザー:「Ham??」
私:「サイトシーン!」
マザー:「what?」
私:「サイトシーン!」
マザー:「hm…」
私:「さ、サイトシーン・・」
マザー:「・・Oh!sightseeing!」
私:「い、イエス! サイトシーン!」
マザー:「sightseeing!」
私:「サ、サイトシーイング‥」
マザー:「yes」
発音がぜんっぜん違ってたらしく、それで通じなかったみたいね。
まあ、こんなことは日常茶飯事で。
お風呂入りたくて、「アイ ウィル テイク バス」って言ったら夜中にバス停に行きたがってるって思われて、はい?って顔されるとかね。
留学のはじまりはこんな感じで、「あ、あたしの英語って、全然だめなんや・・」
という悲しみと不安なキモチではじまりました。
語学学校での私の英語レベルは中学生クラス。
語学学校、いわゆる「ELS」に入ったら最初に生徒がうけるのが、英語レベルチェック!
校長先生との面接による総合的な英語力のテスををうけて、それに基づいてクラス分けがされるのです。
わたしのELSの英語クラスは5レベルあり。
①ビギナークラス。「Hello」からはじまる
②まだまだ初級者。中学前半レベル
③まんなかレベル。会話は十分成り立つ。中学全般レベル
④アッパークラス。中学〜高校初歩レベル
⑤アッパー2。ペラペラレベル。
このなかでわたしが最初に入れられたのは、②の初級者レベルコース!
文法でいうと、中学前半のレベルなのですよ。
(えー・・中学校はずいぶん前に卒業てますけど!)
って正直ちょっと不満感ありながらも言われたとおりのクラスへ。
でもね、このレベルが私にはちょうどよかった!
いや・・・正直、難しかったかも!
たしかに習う英文法は、中学2年生レベル。
でもね、これを使いこなせるかってのがポイントで。
口からすぐ出てくるか、会話の流れに入れこめるか。
文法をその場で組み立てる反射力とか、応用力みたいなところまでガンガン試される、鍛えられる!
でもって、あれもできない、これも出来ないの繰り返しで、クラスのなかで私は多分、落ちこぼれでした。
泣きそうになりながら授業を終えることも多々あり。
けっきょく、このクラスにかなり長いあいだ私はいて、次のレベルにステップアップ出来たのは数ヶ月後でした。
英語力って、文法ができるのとやっぱり違うみたい!
語学学校には他にも日本人が数名いて、多分日本でいうと「ちょっとだけ話せる」っていえるようなレベルのひとたちが多かったんだよね。
学力が高い大学とかを出てるから文法は完璧で、仕事でもときどき英語圏のお客さんを相手するとか、会社自体が英語を多用するとかね。
でもですね、
そういう人たちほとんどが入ってたのが、③の真ん中クラスだったの。
文法でいうと、中学レベルから高校の最初程度の。
なにが言いたいかっていうと、文法を理解していることと、使える英語力はまったく別ってこと!
だから、
日本でいくら机のうえの勉強しようと、英会話経験の絶対量がある程度以上でなければ英語力といえる力はついてこないってこと。
当たり前ではあるけど。
(経験上、ずば抜けて頭いい人なら絶対量が少なくても喋れるぽい)
結局・・・日本にいるときから意識してスピーキングもリスニングも(ライティングはあまり)自分なりに多少やったつもりだけど、この留学当初はクラスでも落ちこぼれのボロボロ状態で・・。
「私の英語力、思ったほど全然使えない」
これが留学最初にイタイくらい思い知らされた事実でした。
精神的にも、わりとツラかったです。
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